2008年 09月 28日
当代北京语言史话,金汕著,当代中国出版社,2008年 学術書というより一般書という感じの本だが、北京語について調べようとする時まず読んでいいのではないかと思える面白い本だった。言語学的に北京語の構造そのものを記述しているのではなく、書名からわかるように北京語の歴史や、最近の共通語と北京語の関係、文学における北京語の変遷など、興味深い記述が続く。 共通語の影響で北京語がどんどんなくなりつつあることが、多くの箇所で語られている。 从上个世纪50年代到70年代,一般北京的家庭北京话还用两种不同的语体,一种是在家庭里、街坊间以及和北京人来往时使用老北京话;另一种是在社会上、单位以及和外地人来往时使用的摒弃了京腔京韵的北京话,或者说是北京的“普通话”。到了80年代后,连这种区别都罕见了,当今的年轻人回到家中与父母也不会说老北京话了。(48页) 而真正还讲一些北京土话的是“大杂院的孩子”,但到了21世纪,在城市危房改造和居住条件大幅度的改善中,大杂院在以飞快的速度减少,即使存在的也不大讲了。他们的父母虽然是土生土长的北京人,他们仅仅局限在家里说老北京话,到了外面就不说,尤其年轻人有种观念,感到老北京话有些土,不像普通话那样现代和正规,所以他们说的“老北京话”只是应付他们的父母,他们的“老北京话”更不能传给下一代了。他们嘴里基本没有土腔土话,甚至不少北京人根本就听不懂。(53页) 年轻的新北京人说的北京话,越来越趋向普通话,当今的北京年轻人几乎是百分百的说普通话了。北京土话已经无可奈何地走向衰落。(54页) 北京語がどんどん消滅しつつある原因として、私なんかは漠然と“普通话”の普及(学校での教育、公の場での使用、テレビなどの影響)が原因だと思っていたが、そもそもなぜ北京で“普通话”を皆が使うようになったかという別の根本的な原因として、膨大な外来人口の流入現象を取り上げ詳しく解説しており、参考になる。
by sanzhai
| 2008-09-28 17:18
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