今日3限。学部の中国語教育法の授業。学生の発表レジュメの中に「餃子を作る」の意味で
做饺子
という用例があったので、私が「餃子を作る」は
包饺子
じゃないの?と確認したところ、その場にいた数名の日本語専攻の中国人留学生の方がた、「そう、“包饺子”だ」という反応もあれば、「“做饺子”とも言う」という反応もありました。
集めたレスポンスシートの中にも、「上海では“做饺子”と言う」と感想が書いてあるものがありました。
その後4限の大学院の授業で北京からの留学生に聞いてみると、“做饺子”なんて絶対に言わない、という感じの反応でした…。
ちなみにネイティブの方たちに、「「春巻きを作る」の「作る」はどう言うの?」「「焼売を作る」の「作る」はどう言うの?」と聞いても、しばし沈黙……すぐに返答がかえってきません。「まあ“做”を使うだろう」といったお返事でした。
「カップめんを作る」は“泡方便面”だそうです。
コーヒーは“煮咖啡”だけど、これは日本語でも「コーヒーを作る」とはあまり言わず、「コーヒーを沸かす」「コーヒーを入れる」と言いますね。