三宅登之 ― 文法を研究してますけど何か? ―

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2015年 07月 29日

読書メモ

漢字伝来、大島正二著、岩波新書、2006年。
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「およそ二〇〇〇年前にやってきた中国生まれの漢字を、言語構造の異なる日本語の中にどのように取り入れたのだろうか。朝鮮の文化的影響を強く受けたその伝来の初めから、漢字文化が確立して、漢字に基づく片仮名・平仮名が誕生するまでの軌跡を興味ぶかいエピソードを交えてたどる。日本の漢字音と中国原音の対照表を付す。」(内容紹介より)
まだ文字をもたない古代日本人が、中国から伝わってきた漢字に出会い、漢字は当然本来は中国語を表記する文字体系なわけですが、それをどのように工夫して日本語を表記する文字体系にしていったかをたどることができる本。古事記や日本書紀もいつか読んでみたくなりました。
それにしても補章「日本漢字音と中国原音の関係を知るために」を読んで、自分は音韻論の研究はダメだと改めて思いました。難しすぎる…。(いや、文法研究も難しすぎるけど…。)
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by sanzhai | 2015-07-29 16:18 | 読書メモ | Comments(0)
2015年 07月 24日

読書メモ

菜根譚、今井宇三郎訳注、岩波文庫、1975年第1刷
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「人よく菜根を咬みえば、則ち百事なすべし」。菜根は堅くて筋が多い、これをかみしめてこそ、ものの真の味わいがわかる。中国明代の末期に儒・仏・道の三教を兼修した洪自誠が、自身の人生体験を基に、深くかみしめて味わうべき人生の哲理を簡潔な語録の形に著わした。的確な読み下し、平易な訳文。更に多年研究の成果は注と解説にも充分に盛りこまれている。
(内容紹介コピペ)
ということで、初めて読んでみました。よく理解できない箇所も時々あったけど、けっこう、心にしみ込む、じんわりと感動する言葉もありましたねえ。長く読み継がれてきたというのも、わかる気がします。主に日本語書き下し文の方で読んでいったけど、原漢文の方ですらすら読み進められるようになりたいですね。
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by sanzhai | 2015-07-24 23:12 | 読書メモ | Comments(0)