三宅登之 ― 文法を研究してますけど何か? ―

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2012年 10月 30日

中国語教育学会関東地区研究会のお知らせ

中国語教育学会関東地区研究会のお知らせ

日時:11月17日(土)午後2時

会場:明治大学和泉キャンパスメディア棟M503教室
(当日キャンパス内には教室案内の掲示はありません。教室番号をメモしておいてください。)
(アクセスマップ)
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/izumi/access.html
(キャンパスマップ)
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/izumi/campus.html

研究発表:
1.林艶(東京外国語大学)
「母语文化对日韩学生学习汉语的影响」
2.白珍花(東京外国語大学・院)
「動賓構造における“个(ge)”について」

会員でなくてもどなたでも参加できます。多数のご来場をお待ちしています。
http://www.jacle.org/
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by sanzhai | 2012-10-30 17:14 | 日々の気づき | Comments(0)
2012年 10月 29日

日本中国語学会第62回全国大会

日本中国語学会第62回全国大会が、10月27日(土)・28日(日)の両日、同志社大学京田辺キャンパスで開催されました。

私は26日(金)に理事会があったので、26日から京都に入り、2泊3日の学会出張でした。
今回は学会一日目に講演だけでなくワークショップという新しい試みが始まりました。二日目は研究発表だけでなく、ポスターセッションも初めてゆっくり参加しました。研究発表も面白いものが多く、大変充実した大会となりました。

しかし、昼休みは、一日目の昼休みが『中国語学』編集委員会、二日目の昼休みが中国語学辞典編纂委員会と、両日ともお弁当を食べながらの会議で、学会で久々に会う友人たちと交流する時間があまりありませんでした。一日目の懇親会も、出席していない人がけっこういましたし。

個人としては…
・ずっと頑張ってきた『中国語学』編集委員会が任期満了となり、いよいよ終了しました。
「やったー!」という嬉しい気持ちが9割なのですが、「そうか、もうあの仕事はなくなるのだな」と思うと、なぜか少しさびしい気持ちにもなり、複雑な気持ちです。
で、編集委員会が終わったと思ったら、大会運営委員会の委員をやらされることになりましたし、このループはどうやらずっと続きます。

・来年度全国大会開催校が東京外国語大学と決まり、評議会・総会・懇親会で私が開催校代表として挨拶し、広く知られることとなりました(ニューズレターではアナウンスされていたのですがね)。いよいよ逃げられなくなりました。これから少しずつ準備を進めなければなりません。
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by sanzhai | 2012-10-29 00:36 | 日々の気づき | Comments(0)
2012年 10月 22日

読書メモ

现代汉语趋向补语范畴研究, 李燕 著, 南开大学出版社, 2012年
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刘月华の《趋向补语通释》を薄っぺらくしたような本で、これならやはり刘月华のほうが今後も方向補語の先行研究としての価値があると思いました。

まずは単純方向補語と、“来”“去”のついた複合方向補語を区別せずに一緒くたに議論しているのですが、少なくとも外国人の目からすれば、両者はきちんと区別して議論してほしいです。

あと、方向義から抽象的な派生義への意味の派生が解説してあるものの、従来の先行研究の知見と何が異なるのだろうと思わざるをえませんでした。拡張の図も、根拠はなく、説得力に欠けると思います。
ちょっと悪い評価のコメントになってしまいました。
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by sanzhai | 2012-10-22 09:53 | 読書メモ | Comments(0)
2012年 10月 18日

“支”と“枝”

量詞の“支”と“枝”についての、新聞記事か何かのコピーがありました。少し前のもので、出典もよくわかりません。
資料としてアップしておきます。果たしてここに書いてあることは本当なのかどうか。
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by sanzhai | 2012-10-18 19:12 | 中国語の疑問や気づき | Comments(0)
2012年 10月 16日

記憶力が犬に食べられた

今日の博士前期課程の授業で読んでいるものの中に、面白い例文がありました。

他呀,老是忘事,记性像是给狗吃了似的。

記憶力や物覚えが、犬に食べられたという発想が、中国語にはあるのでしょうか。おもしろすぎる。
授業で中国人留学生たちに聞いてみると、犬に食べられるのは“记性”よりも“良心”のほうがよく使うそうです。ただ上記例文も、読んでわかることはわかると。
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by sanzhai | 2012-10-16 23:09 | 中国語の疑問や気づき | Comments(4)
2012年 10月 09日

“墙角”

以前も同じような話題にふれたと思うのですが…。今日の授業でまた問題になったので再度確認です。

今日の大学院博士後期の授業で読んだ論文の中の例文中に、“墙角”という語がたまたまありました。
この語、日本の辞書などでは、

「壁や塀の角(隅)」(小学館『中日辞典第2版』)

とあります。まず部屋の中から見た「隅」という語から、私は両方の壁と下の床の3面が合わさった、下の隅っこの部分だと思っていたのですが、中国人留学生が、そうではなく両方の壁の面が合わさった縦の線、天井から床まで全てを含むのだと言うのです。(言葉ではうまく説明できないですね、私が伝えたいこと、わかりますでしょうか。)
現代漢語詞典の語釈を確認すると、

两堵墙相接而形成的角(指角本身,也指它里外附近的地方)。

とありますので、確かに床と接した下の隅っことは限らないことがわかります。

ちなみに“里外”とありますので、小学館の中日辞典の訳にあるように、「角」という場合と、「隅」という場合の、両方を含むことがわかります。日本語では「角」と「隅」は全く別の概念ですね。
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by sanzhai | 2012-10-09 21:47 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)
2012年 10月 09日

香辣刀削麺

以前もツイッターでつぶやいたのですが…。

バーミヤンのチラシ広告に「香辣刀削麺」が出ていたのですが、どうも2文字目が違うのです。
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「辣」は右は「束」ですが、この画像の字は、左右ともに「辛」になっています。

バーミヤンのホームページを見ると、メニューの説明本文の中ではちゃんと「辣」となっており、チラシ広告と字体が異なるのです。この字はこれで問題ないのでしょうか。
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by sanzhai | 2012-10-09 01:16 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)