三宅登之 ― 文法を研究してますけど何か? ―

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2011年 11月 29日

再+形容词+没有了

《现代汉语虚词研究方法论》(马真著,商务印书馆,2004年)第97页上有介绍“再+形容词+没有/不过了”这个格式的讨论,举的例句是:

(34)这小家伙再机灵没有了。
(35)这办法再理想没有了。
(36)今天的天气再理想不过了。

今天上研究生课的中国留学生都说,(34)和(35)这样的例子从来没听说过,(36)是可以说的。也就是说,他们认为虽然“再+形容词+不过了”是可以成立的,但“再+形容词+没有了”是不能说的。
《现代汉语八百词》643页上也有类似的例句:

你跟我一块儿去吗?那再好也没有了(不过了)
把军民关系比作鱼水关系,是再恰当不过了(也没有了)

关于这两个例子,他们也说“···也没有了”这个说法从来没听说过。
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by sanzhai | 2011-11-29 16:43 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)
2011年 11月 17日

出前授業

今日は出前授業で、昭和学院秀英高校に行ってきました。

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JR海浜幕張駅から徒歩で行って入ったこの出入り口は正門ではなく裏門だったようですね。

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中国語ってどんな言語かというお話を、パワポで資料を見せながら説明しました。外来語の話の小道具の中国のコーラの缶とか持って行けばよかったな!

しかしうち(私は西東京市民です)から海浜幕張駅は遠かったな。東京駅から京葉線で行ったのですが、途中舞浜駅でディズニーランドの方に行ったほうが楽しいだろうなと(うちのガキたちとという妄想ですが)一瞬考えてしまいました。
帰りは東京駅で下車して丸の内オアゾの丸善に久しぶりに立ち寄ってぶらぶらしたものの、本は買わず。
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by sanzhai | 2011-11-17 23:04 | 日々の気づき | Comments(1)
2011年 11月 12日

「どのくらいの時間」

有的课本的课文里有这样的对话。

A:他们正在开着会呢。
B:大概要多少时间?
A:还要二十分钟吧。

我觉得在这里说“多少时间”还不如说“多长时间”好,就问了中国老师。这位中国老师同意,她也觉得说“多长时间”比较好。

我查了一些词典,发现词典上不仅有“多长时间”的例子,而且还有“多少时间”的例子。

从家里到学校需要走多长时间?(《当代汉语学习词典》徐玉敏主编,北京语言大学出版社,2005年)
坐飞机从广州到上海需要多少时间?(《现代汉语学习词典》孙全洲主编,上海外语教育出版社,1995年)

“多长时间”和“多少时间”可能用法和意思上有区别。
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by sanzhai | 2011-11-12 23:30 | 中国語の疑問や気づき | Comments(4)
2011年 11月 10日

量词“场”的发音

汉语里有两种量词“场”。

我们看《新华字典 第11版》(2011年,商务印书馆)的解释。

场cháng(第二声)
量词,多用于一件事情的经过:经历了一~激烈的搏斗/下了一~大雨/害了一~病。

场chǎng(第三声)
量词,用于文体活动:一~电影/一~球赛。

我们如果翻一翻其他的词典的话,很容易能找到不少类似的解释。

这里我只是说普通话的规范是这样,我不敢说现在的语言事实也是这样,更不敢说应该是这样。实际生活当中大家怎么发音,这是另外一回事。希望中国人(不仅仅是中国人,当然也希望日本汉语专家)提供宝贵的意见。
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by sanzhai | 2011-11-10 12:44 | 中国語の疑問や気づき | Comments(3)
2011年 11月 05日

アスペクト助詞“着”の文法的意味と教え方

ある初級教科書で、「動作・状態の進行」を教える箇所で

爸爸正在打电话呢,你安静点儿。

という例文が挙がっており、同じページの「動作・状態の持続」を教える箇所では

他打着电话呢。

という例文が挙げられています。
初級教科書でのこのような例文の挙げ方は、問題が大きいと言わざるをえません。
今、例えば「状態の進行」とはいったい何なのかといったような用語使用上の問題はさておき、内容面でここには2つの異なる問題があります。

【1】アスペクト助詞“着”の文法的意味と用法をどう理解すればよいか?
【2】アスペクト助詞“着”を、初級段階の日本人学習者にどのように教えればよいか?

この2つの問題は、関連しつつも、議論の上で混在させてはならない別個の問題です。
このブログ上で論文を書く余裕はありませんので、結論だけ簡潔に書きます。

―――――
【1】アスペクト助詞“着”の文法的意味と用法をどう理解すればよいか?
“着”は状態・結果の持続を表します。これが“着”の中心義です。もっと厳密に言うと、“着”は「たとえ動きのある動作の進行でも、話し手がそれをあたかも動きのない状態であるかのように捉え表現したい時」に使います。

間違えやすい点を以下で説明します。
(1)“打着电话”“吃着饭”“开着会”などの、動きのある動作を表す動詞+“着”は、句・節・談話などすべてのレベルにおいて、動作を「動きのない状態であるかのように表現し」背景化させ、後続する部分を前景化させる働きを持っています。(だからこそ、“他打着电话呢”というと、それ自体は背景化し、「だから今は手が離せないよ」という含意が込められる(そちらの方が言いたい内容になる)ことも少なくありません。)よってこれらの“V着”は、その使用に非常に制約があることが、大量の生きた中国語である言語データ(コーパス)の調査から明らかになっています。

(2)「状態」と「持続」は完全に相反する概念ではありませんので、両者が共起することもあります。“他在穿着衣服”や“他们正看着节目呢”が表す動作の進行の意味は、文中の“在”“正”“呢”などが担っているのであって、“着”の意味が変化したわけではありません。

詳細な説明や根拠については、例えば以下のような文献をご参照ください。
・三宅登之2007「表示动态的“V着”的实际使用情况考察」,『日本现代汉语语法研究论文选』,北京语言大学出版社。
・方梅2000「从“V着”看汉语不完全体的功能特征」,『语法研究和探索(九)』,商务印书馆。
・钱乃荣2000「体助词“着”不表示进行意义」,『汉语学习』,第4期。

―――――
【2】アスペクト助詞“着”を、初級段階の日本人学習者にどのように教えればよいか?
さて、上記のように、動きのある動作の進行をあたかも状態のようにとらえて背景化させる“打着电话”のような言い方も中国語に存在するのは事実です。
しかし、外国人である日本人が中国語を学習している初級段階では、
(1)その形式の重要かつ主要な用法から教える
(2)使用頻度の高い常用される用法から教える
という原則があると考えます。その意味からすると、初級段階で最初に日本人に進行・持続の概念を提示する際には、

“在V”=動きのある動作の進行
他在做练习呢。/他在吃饭呢。

“V着”=動きのない状態の持続
屋子的窗户开着,门关着。/他在椅子上坐着。

のように、それぞれ典型的な意味と用例だけを、学習者にはまず割り切って教えて、その典型的・中心的意味をまず把握してもらいます。繰り返しますが、動きのある動作Vに“着”がついている例や、“在”と“着”が共起している例もありますが、初級段階で最初からいきなりそのような例を提示すると、学生は混乱するだけなので、一切伏せておきます。そのような、用法に制約のある例、意味上特殊な含意を持つ例(上記【1】を参照)を教えるのは後回しで、まず基本を押さえた後、上級レベルになってからで十分です。

ちなみに“着”ですが、上記の動きのない状態の持続を表す動詞述語文のほかに、

◎存現文
桌子上放着一本词典。

◎付帯状況を表す連動文
躺着看书/抱着孩子去医院

の2つを加えた合計3つが、“着”が現代中国語で最も典型的に用いられる構造です。これらの形を混同しないように、それぞれしっかり教えます。

詳細な説明や根拠については、例えば以下のような文献をご参照ください。
・三宅登之2005「アスペクト助詞“着”の実際の使用状況と文法教材への応用」,平成14年度~平成16年度科学研究費補助金基盤研究(B)(2)研究成果報告書『インターネット技術を活用したマルチリンガル言語運用教育システムと教育手法の研究』。
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by sanzhai | 2011-11-05 01:09 | 中国語の疑問や気づき | Comments(1)
2011年 11月 03日

Luncheon Linguistics

以下の場で学会のご報告をいたします。多くの方のご参加をお待ちしています。

Luncheon Linguistics
11月9日(水)12時~12時40分
語学研究所(419)
「認知言語学の最新の動向 ―日本認知言語学会第12回全国大会報告」
三宅 登之
http://www.tufs.ac.jp/common/fs/ilr/contents/luncheon.html
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by sanzhai | 2011-11-03 12:15 | 日々の気づき | Comments(0)
2011年 11月 01日

日本中国語学会第61回全国大会(飲食編)

松山は私の故郷の広島と同様に、路面電車が走っていました。
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この電車、道後温泉行なのです。しかし今回は道後温泉に行く時間がありませんでした。市内電車にもあまり乗りませんでした。宿泊していたホテルから会場の松山大学は歩いて行けたので(徒歩約15分)、歩いたりしました。
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松山城の東の道を北上するのですが、歩いていると、ウオーキングの大会のようなイベントがあったようで、松山城の入り口のところにキャラクターもいました。

金曜日理事会終了後の夜はホテルに向かって歩いていたらある先生につかまり、日本酒の立ち飲み屋のようなところに寄って、一杯やりました。
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すみません、一杯ではなく三杯ですね。でも私もそのもう一人の先生も日曜日に司会があたっていたので、ホテルで準備するため、本当にこの三杯だけですぐ解散となりました。

土曜日の夜は学会の懇親会、その懇親会が終わり、ホテルに帰る予定でしたが、某先生たち数名と一緒に飲みに行くことになり、町に繰り出し、ある先生がご存じだったお店に行きました。
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ちょっとスマホの写真機能がボロで、はっきり写っていませんが、とても美味しい料理と酒を堪能しました。ただその前の懇親会でも食べてきたものですから、お腹一杯であまり入らず、今考えるともったいなかったですね。懇親会で食べる量をセーブしておけばよかったです。
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by sanzhai | 2011-11-01 00:39 | 日々の気づき | Comments(0)