三宅登之 ― 文法を研究してますけど何か? ―

sanzhai.exblog.jp
ブログトップ

<   2010年 12月 ( 9 )   > この月の画像一覧


2010年 12月 30日

単語学習に使える辞書

私が監修した『プログレッシブ トライリンガル 中日英・日中英辞典』(小学館)、アマゾンでカスタマーレビューをいただいていることに、今頃気づきました。ありがたいコメント、感謝です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4095066121/gogakuru-lect-22/ref=nosim/

そうなんです。この辞書、重要語の選択に気を配っておりまして、単語を覚える際にも活用していただきたいのです。
このたび出たこの辞書に基づいたiPhoneアプリ版は、その単語を覚える学習機能に特化したものです。

iPhoneアプリ『中日英単語帳』リリース!

現在一時販売を停止しているようですが、また入手したらレポートします。
[PR]

by sanzhai | 2010-12-30 01:33 | 日々の気づき | Comments(0)
2010年 12月 29日

メール連絡で1日が終わる

日付変わって昨日は仕事納めだったようで、事務局の方々は出勤されていましたが、研究講義棟の教員の研究室周辺は人気(ひとけ)がなくてし~んとしていました。
多くの先生方にシラバスやら何やら教務関係の連絡をしていて1日が終わった感じでした。(あと、午前中は秘密工作。)

メールはとりあえず便利ですが、メールのなかった昔と比べて、仕事が早く済んで自分の時間ができるかというと、なぜかそうなりませんね。もとあった時間全体にメール送受信作業が増殖し、自分の時間を覆い尽くしていく感じですね。
昨日は1日中事務雑務に追われて、雑務はたくさんできたのでその点は少しすっきりしたのですが、なぜか残るこの虚しさは何でしょうか。いつになったら少しくらい自分の原稿を書く時間を神様からいただけるのか…。
[PR]

by sanzhai | 2010-12-29 00:11 | 日々の気づき | Comments(0)
2010年 12月 28日

中国語対応スマートフォン

もう買ったわけではありません。
ただ、とても気になります。↓

ソフトバンクM、日・英・中の3か国語に対応するスマートフォン「Libero SoftBank 003Z」

周りの複数のiPhoneユーザからは、「iPhoneがいいよ」と薦められているのですが…。

いずれにせよソフトバンクだな…。
[PR]

by sanzhai | 2010-12-28 01:14 | 日々の気づき | Comments(2)
2010年 12月 21日

中国のウェブサイトでダウンロード可能

自分の論文が中国のあるサイトでダウンロード可能になっていることを、今頃になって初めて知りました。

http://cpfd.cnki.com.cn/Article/CPFDTOTAL-SJHY199008001066.htm
[PR]

by sanzhai | 2010-12-21 01:44 | 日々の気づき | Comments(0)
2010年 12月 17日

全球華語の2種類の辞書

(1)『全球华语词典』李宇明主编,商务印书馆,2010年5月第1版

は大連で買ってきたのですが、このたび

(2)『全球华语新词语词典』邹嘉彦、游汝杰编著,商务印书馆,2010年9月第1版

という辞書も入手しました。

e0145687_23452978.jpg


同じ出版社から、ほぼ同じ時期に、非常に似た書名の辞書が出たのが不思議です。
ざっと見たところ、(2)のかなりの収録語彙が(1)にも収録されています。まえがきでも、それぞれもう一方の辞書への言及がありません。
[PR]

by sanzhai | 2010-12-17 00:03 | 日々の気づき | Comments(0)
2010年 12月 09日

“很”+動詞+数量

前にも書きましたが、「“很”+動詞+数量」の言い方です。
刘月华等『实用现代汉语语法』の序文を吕叔湘が書いていますが、その最初の一文

这几年我很看过几本讲现代汉语语法的书,得到一个印象是这些书的读者对象不明确,不知道是为谁写的。

この文で有名な「“很”+動詞+数量」の形(有名じゃないか)。
『现代汉语八百词(增订本)』を見ますと、以下のような例があります(267~268ページ)。

很花了些(点儿)钱 / 很认识几个人 / 很费了一番心血 / 很有两下子 / 很去过几回 / 很找了一阵子

火曜日の院博士前期の授業で中国人の方たちにこれらの例を紹介すると、今はこのような言い方はしない、上記例の中には全く聞いたこともない言い方もある、という意見が出ました。

大昔に出た本ならともかく、1999年に出た「現代」漢語八百詞に、中国人が「全く聞いたことがない」と感じる例文があることが、何とも言えず不思議ですが。
[PR]

by sanzhai | 2010-12-09 11:37 | 中国語の疑問や気づき | Comments(1)
2010年 12月 04日

Small Craft On A Milk Sea

Small Craft On A Milk Sea(Brian Eno)
e0145687_1221745.jpg
新聞に超高級なCDセットが売れているという記事が出ていて、普通のCDはもう売れなくなってきているということが書いてありました。
確かにiTunesから買ったほうが安かったりするのですが…やっぱり私はまだ音楽ファイルだけでなくディスクが欲しい世代(?)なのですよね。アマゾンでディスクを買ってしまいます。
私はブライアン・イーノは昔からのファンというわけではないのですが、最近は出した作品は必ず聴きます。このニューアルバムも、アンビエントな感じでしびれます。
坂本龍一がNHK「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」で、若いころのYMOのとがった音楽は今ではもう作らないという趣旨のコメントをしていましたが、私も年をとってきて、好きな音楽のタイプも変化してきたということか。
[PR]

by sanzhai | 2010-12-04 01:36 | 音楽CDメモ | Comments(0)
2010年 12月 03日

臨時量詞の例

前回の論文の続き。

看一眼(ちらっと見る)
咬一口(ガブリと噛む)

と並行した形として、

闻了一鼻子(?一鼻分嗅いだ、?くんくん嗅いだ)
舔两舌头(?2、3舌分舐める、?ぺろぺろ舐める)

のような例が出ていました。“鼻子”“舌头”のような身体部位名詞が臨時に量詞として使われているというわけです。でもこの2例については「こんな言い方しない」という反応が多かったですね。
[PR]

by sanzhai | 2010-12-03 01:38 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)
2010年 12月 01日

ブタの量詞

今日の大学院博士後期の授業で読み始めた谭景春2001「从临时量词看词类的转变与词性标注」(沈家煊主编2005『现代汉语语法的功能、语用、认知研究』商务印书馆)で、量詞についての次のようなコメントがあります。

专职量词的规律性很差,不能类推,比如说“牛”论“头”,“马”论“匹”,“猪”论“口”,“狗”论“条”,“羊”论“只”。(同書432ページ)

ブタの量詞として“口”を挙げていますが、これに対しておかしいという意見が中国人の方から出ました。“一口猪”という言い方は聞いたことがないとのこと。

ただ八百詞の巻末の「名詞、量詞配合表」をはじめとして、いくつかの量詞詞典には、“口”の用法としてブタを数える用法を掲載していますね。

“口”が数える家畜は主にブタなのだそうですが、細かく見ますと羊もOKとするものと、ブタだけとするものがあります。
郭先珍2002『现代汉语量词用法词典』(语文出版社)では、“口”の2番として

计量牲畜。多用于猪:一口猪/几口肥羊/小雨每天清晨赶着十几口洁白的山羊去山坡吃草(82ページ)

と、“羊”の例も挙げています。
それに対して、商务印书馆辞书研究中心编2006『商务馆学汉语词典』(商务印书馆)では、量詞“口”のこの意味項目の最後に

注意 “口”用于家畜只限于猪。(410ページ)

と、この部分を網掛けで強調し、注記をわざわざ付しています。
[PR]

by sanzhai | 2010-12-01 00:07 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)