三宅登之 ― 文法を研究してますけど何か? ―

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2010年 06月 29日

表示籍贯的名词谓语句

有一个学生告诉我,她给中国同学介绍了汉语的表示人的籍贯的名词谓语句,如“他天津人。”这位中国同学看到这个句子以后说,像“他天津人。”这样的句子是不能说的,一定要加上“是”,说“他是天津人。”才是正确的句子。他好像认为“他天津人。”这样的表示人的籍贯的名词谓语句是不成立的。

因为我的母语不是汉语,我不能对这位中国人的意见表示任何异议。我在这里只想介绍一个事实:有非常非常多的汉语语法书(当然我在这儿介绍的全都是中国人写的书)里,对这样的名词谓语句有详细的介绍,里面我们还能看到很多类似的例句。例如:

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少数名词、名词性短语也可以作谓语,最常见的是表示时间、年龄、籍贯的。如∶
弟弟今年十八岁。
昨天星期六。
我天津人。
(陆庆和2006《实用对外汉语教学语法》北京大学出版社、338页)


由名词短语、数量词短语、“的”字短语作谓语的名词谓语句。例如∶
这本书五十块钱。
张老师上海人。
(刘月华等2001《实用现代汉语语法(增订本)》商务印书馆、667页)


名词作中心语的偏正结构有时可以作谓语。例如∶
这个人死心眼儿。
我浙江人。
(北京大学中文系现代汉语教研室编2004《现代汉语(重排本)》商务印书馆、311页)


能充当谓语的大多是用来说明时间、天气、节令、人的籍贯、特点等的名词。例如∶
明天圣诞节。
茅盾浙江人。
(齐沪扬主编2007《现代汉语》商务印书馆、366页)


偏正式名词短语做谓语
我北京人。
(房玉清2008《实用汉语语法》北京语言大学出版社、107页)


表示日期、节令、天气、籍贯或描写人的外貌的名词性词语有时可以作谓语。例如∶
今天二十三日。(日期)
明天中秋节。(节令)
今天晴天。(天气)
我广东人。(籍贯)
那孩子红红的脸。(描写外貌)
(马真1997《简明实用汉语语法教程》北京大学出版社、52页)
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等等。这些只是我在办公室里随便翻开书以后见到的记述,如果你去找的话还有很多,不胜枚举。
关于这样的句子的用法,我们还可以去参考张先亮、范晓等2008《汉语句式在篇章中的适用性研究》(中国社会科学出版社)的第七章《名谓句在篇章中的适用性研究》。陈满华2008《体词谓语句研究》(中国文联出版社)是专门研究这种句子的书,里面所举的例句极为丰富。

我想问问,如果有人认为汉语里不能说“他北京人。”的话,他对上面所举的记述会怎样解释呢?
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by sanzhai | 2010-06-29 01:07 | 中国語の疑問や気づき | Comments(5)
2010年 06月 27日

研究会のお知らせ

以下のような対照言語学の研究会が開催されます。ぜひご参加ください。

国際日本研究センター 対照日本語部門主催
『外国語と日本語との対照言語学的研究』
第二回研究会

日時:2010年7月3日(土)15:15~18:00
場所:東京外国語大学府中キャンパス、
   研究講義棟4階419室 (語学研究所会議室)
15:20~16:00
発表「現代口語ビルマ語の『の(だ)』」
岡野賢二氏(東京外国語大学)
16:10~16:50
発表「ドイツ語と日本語の受動文」
成田節氏(東京外国語大学)
17:00~18:00
講演「接続形式の分化をめぐって」
益岡隆志氏(神戸市外国語大学)

詳細は↓
http://www.tufs.ac.jp/common/icjs/doc/10061800.pdf
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by sanzhai | 2010-06-27 21:33 | 日々の気づき | Comments(0)
2010年 06月 26日

読書メモ

对外汉语教学核心语法, 杨德峰编著, 北京大学出版社, 2009年

対外漢語教材です。練習問題は飛ばして読んだらあっという間に読了しました。この分量なりに、文法のエッセンスをコンパクトにうまくまとめていると思います。

語気助詞“了”のところの記述ですが(89ページ)、

语气助词“了”用在句末,提醒出现新情况。例如:
①上课了!快进教室。(提醒他人“上课”这种新情况)
②花开了!(告诉他人“花现在开了”这一新情况)

①はいいとして、②の説明で、この“了”は何かという説明の中にさらに“了”が入っている(“花现在开了”)のは、循環論というか、説明になっていないような気もします。

時刻の「~時~分前」という言い方の“差”の使い方の説明(234ページ)で、

当时刻超过40分时,可以用“差”来表示“分”。例如:
8点45分=差15分9点/9点差15分

「40分を超えた場合」と明記してあるのがおもしろかったです。(私は初めて見ました。)この定義によるとあくまでも“超过”だから、
8時40分は“*差20分9点”とは言えず、8時41分から“差19分9点”と言えることになるのかな?よくわからなくなってきました。
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by sanzhai | 2010-06-26 01:52 | 読書メモ | Comments(0)
2010年 06月 23日

接続詞の省略

火曜日の院博士後期の授業で読み終わった方梅の「自然口语中弱化连词的话语标记功能」。その中で接続詞の省略に関して、次のような記述がありました。(沈家煊主编2005『现代汉语语法的功能、语用、认知研究』商务印书馆304~305ページより引用。)

当“因为”和“所以”同时出现的时候,省去“所以”比省去“因为”更自然。

他的伤因为治疗及时,所以很快就好了。
因为治疗及时,所以他的伤很快就好了。
他的伤因为治疗及时,很快就好了。
因为治疗及时,他的伤很快就好了。
?他的伤治疗及时,所以很快就好了。
?治疗及时,所以他的伤很快就好了。

事实上,即便是书面语里,“因为”和“所以”共现的机会也是不多的,往往是只用一个,而且以“因为”为多。

この「?」の付されている最後の2つの例文ですが、自分としては不自然な感じがせず、授業に出ている中国人留学生の皆さんに意見を聞いてみても、この2つの文は不自然なことは全くない、問題なく言える文であるという意見が多かったですね。
うーん、「?」が付いている語感が、私は外国人だから、よくわかりませんねえ…。
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by sanzhai | 2010-06-23 23:46 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)
2010年 06月 19日

iPhoneアプリ『中日・日中辞典』

ついに出ましたあ!iPhoneアプリの小学館『中日・日中辞典』!
http://iapp.webshogakukan.com/blog/2010/06/iphone.html

http://www.l-world.shogakukan.co.jp/tokushu/feature_iphone2010_1.html



iPhoneいいなあ・・・(auユーザーの涙)。
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by sanzhai | 2010-06-19 23:00 | 日々の気づき | Comments(2)
2010年 06月 19日

読書メモ

汉语句子的多角度研究, 范晓 著, 商务印书馆,2009年

「読書メモ」カテゴリがあったことほとんど忘れていたような感じですが…。
全18章からなる論文集、既発表の論文も、新たに書き下ろされた章もありますが、第1章「是字句」、第2章「把字句」、第3章「被字句」のように、文分析のテーマごとに考察が並んでいるので、自分が研究しようというテーマがある場合は参照することになるでしょう。
著者は言わずと知れた著名な言語学者ですが、この著者のように上海系の人の分析法は、やはり私がずっと身につけてきた北京大学などの手法と異なるので、読んでいて違和感はぬぐえません。

言語現象に注意して読みましたが、この著者の著作によく出てくるのが

他吃了一只苹果。

という、リンゴの量詞“只”。普通話としてはリンゴの量詞に“只”は使わないと思いますが、これはやはり上海語か何かの影響でしょうか。
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by sanzhai | 2010-06-19 08:45 | 読書メモ | Comments(0)
2010年 06月 13日

違う出版社から出ているほとんど同じ辞書

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この2冊の辞書ですが、

書名:ほとんど同じ(「通用」の2字違い)
主編者:同一人物
出版社:異なる
内容:限りなくほとんど同じ

日本でも同じ人が別々の出版社から辞書を出すことはありますから、中身が全く異なる2冊の辞書なら問題ないです。
ところがこの2冊、もちろんじっくり内容を検討したわけではないですが(検討する気力がなくなったので…)、語釈やら用例やら、ほとんど同じです。(確かにときどき違う箇所もあることはあります。)
それで不思議なのは、後発の辞書のほうの前書き等に、「本書は先発の辞書を発展的に改訂したものだ」とか、先発辞書との関係が何も書いていないのです。(私が見落としているだけかもしれませんが。)
こういうのって、どうなんでしょうか。この2冊の辞書の特殊事例かな。
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by sanzhai | 2010-06-13 22:35 | 日々の気づき | Comments(2)
2010年 06月 09日

“离”のへんな使い方

介詞“从”と“离”の違いを説明した後で

从我家到学校有两公里。

の例を出すと、

*离我家到学校有两公里。

のように実際には言うと発言する人がいました。“从…到…”に代わって“离…到…”ですか?
そのあと大学院の授業で、中国人留学生の人たちにこの例を見せると、全員「この文は言えない」との回答でした。
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by sanzhai | 2010-06-09 01:36 | 中国語の疑問や気づき | Comments(0)
2010年 06月 07日

中国語教育学会第8回全国大会

中国語教育学会第8回全国大会が、6月5日(土)・6日(日)の両日、桜美林大学で開催されました。
今年度は東京なので宿泊つきの出張ではなく、「飲食・宿泊編」はなしです。(笑)

桜美林大学(東京都町田市)は私の自宅からは遠かった・・・。西武新宿線沿線住民の私は西武新宿線の拝島までまず移動し、そこからJR八高線というのに乗って八王子まで移動しようと思ったら・・・本数が少ない。時間帯にもよりますが、1時間に2本だけなんていう時間帯もあります。結局拝島駅で30分待たされて、理事会に遅刻してしまいました。m(__)m

研究発表はまた今年も面白いものがたくさんありましたが、毎年思うのは、質疑応答の時間がもっと長いといいなと。話だけを聞いて相手の考えを知るだけなら、論文を読めばいいだけ。学会発表で何が面白いかって、やはり発表後の質疑応答で自由に意見を交換できるのがいいのですよ。それはフロアで聞いていても断然面白い。
今年も、また質問したい方がいらっしゃるのに、時間になってしまって、終了せざるをえないという研究発表がいくつもありましたね。残念です。
「発表20分+質疑応答15分」というくらいはどうでしょうか。あっ30分を超えているか(笑)?
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by sanzhai | 2010-06-07 13:01 | 日々の気づき | Comments(0)
2010年 06月 02日

食べ放題、飲み放題

院生(中国人留学生)たちとおしゃべりしていて聞いたこと。

日本語の「食べ放題」というのは、ピッタリした中国語訳というのはないようですね。
“自助餐”という言い方はもちろんありますが、“自助餐”でない食べ放題もありますから、両者が等しくないことは明らかです。でも、“自助餐”の意味が、本来の意味から拡張して使われているともいえます。

また、日本では例えば居酒屋などでアルコールの「飲み放題」というのがあったりしますが、私が聞いた留学生諸君によると、中国には食べ放題はあるものの、飲み放題はないそうです。
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by sanzhai | 2010-06-02 15:26 | 中国語の疑問や気づき | Comments(3)