三宅登之 ― 文法を研究してますけど何か? ―

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2010年 01月 31日

“马虎”

『商务馆学汉语词典』(商务印书馆)を見ておりました。
“马虎”の語釈を見ますと、

【马虎】疏忽大意,粗心,不太认真・・・・・・(1)

とあります。この語釈を読んでいて、“认真”の意味がわからなかったとします。同辞書で“认真”を調べますと、

【认真】做事不马虎,态度严肃・・・・・・(2)

とあります。ここでこの語釈の中の“马虎”がわからなくてこの作業はスタートしたわけですから、その意味を調べます。(1)に戻ります。(以下、(1)と(2)を繰り返し。)
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by sanzhai | 2010-01-31 23:45 | 中国語の疑問や気づき | Comments(0)
2010年 01月 29日

“三心二意”

“三心二意”の語釈に「優柔不断」と書いてある日本の辞書がけっこうあります。
先日ある中国人に、

“三心二意”は「集中していない、気が散っている」という意味であって、「優柔不断」という意味ではない。「優柔不断」は“优柔寡断”である。

と指摘されました。その後複数の中国人に確認してみても、そのような違いがあるとのコメントをいただきますので、どうもそのようですね。


「ああ、それぞれそういう意味なんだな」と、私はスッキリしたのですが、ところがあんまりすっきりしないのが『现代汉语词典』の語釈です。

【三心二意】形容犹豫不决或意志不坚定,不专心
→この語釈中の“犹豫”の意味を調べると“拿不定主意”とあります。

【优柔寡断】办事迟疑,没有决断
→この語釈中の“迟疑”の意味を調べるとやはり“拿不定主意”とあります。

ん?結局両者とも“拿不定主意”という共通の意味は持っているのか…な?
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by sanzhai | 2010-01-29 17:30 | 中国語の疑問や気づき | Comments(5)
2010年 01月 28日

うちのだ…

あっ、我が家の冷蔵庫これですワ…

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100126-00000016-maip-soci
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by sanzhai | 2010-01-28 00:48 | 日々の気づき | Comments(2)
2010年 01月 24日

忍耐の季節

ジュケンシーズン始まりました。先週の日本全国の行事に続いて、今日も日曜出勤、赤鉛筆でマル付けをしていました。博士前期と博士後期、それぞれに筆記と口述がありますから、毎週のように週末出勤です。
国立大の後期日程の3月12日までは、気の抜けないジュケンシーズンです。

そして査読の嵐。院の入ってくる方も、出て行く方も。(事の性質上あいまいな書き方しかできませんが…。)

もともと現在まだ非公開の理由により毎晩3時頃まで原稿を書いているし…私にとって、1月後半から2月にかけて、いよいよ1年間で最も忙しい季節を迎えます。
せめて花粉は飛ばないで欲しいですワ。
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by sanzhai | 2010-01-24 23:01 | 日々の気づき | Comments(0)
2010年 01月 20日

読書メモ

中级汉语语法讲义, 徐晶凝 著,北京大学出版社,2008年

北大版对外汉语教材·语法教程系列  だそうです。対外漢語の教材ということで、最初はあまり期待していませんでしたが、一般の教材にはあまり書いていないと思われるようなことがさりげなく書いてあったりして、意外と面白かった本です。

―――――
“了2”一般用于当时当地(here & now)的交际语境中,有比较强的口语性,在新闻报道、政府工作报告、科技论文等语体中,很少使用“了2”(p.53)
―――――
不要过多使用形容词做定语。如∶
老师问不难的问题,我们都会回答。
最好改为∶
老师问的问题不难,我们都会回答。
因为在“老师问不难的问题”中,“问题”是一个新的信息,“不难”只是修饰“问题”的,可是说话人的本意是强调问题“不难”,因此,最好把“不难”放在谓语位置上。(p.87)
―――――
などなどです。
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by sanzhai | 2010-01-20 00:14 | 読書メモ | Comments(0)
2010年 01月 17日

日曜日早朝から出勤

今日は全国の多くの大学で実施された例の行事のカントクでした。
(↑検索語でひっかからないようにと思うと変な文に。)
休みなしで明日授業。やはり休みが1日ほしいところだな。
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by sanzhai | 2010-01-17 22:30 | 日々の気づき | Comments(0)
2010年 01月 16日

イカ焼き

前回の院博士前期の授業で面白い話を聞きました。

「たこ焼き」はたこをそのまま焼いているわけではなく、たこ焼きの中にたこの身が入っている、それに対して「イカ焼き」は、イカを焼いて食べる、と。
なるほど、面白いなと思いました。

その後、ウィキペディアで調べてみました。(たこ焼きをウィキペディアで調べる私もどうかと思いますが。)両方とも項目として立項されています。「たこ焼き」の「たこ」はひらがなで、「イカ焼き」の「イカ」はカタカナですが、理由は私はよくわかりません。まあそれはいいとして、「イカ焼き」の項目を見ると、どうも私が頭の中で描いていた食べ物とは別の物の写真が…。
読みますと、「関西発祥の粉物料理。小麦粉の生地にイカを入れて焼き、甘辛いソースを塗った食べ物。」なんだそうです。それでもう少し読み進めていくと、次のような記載があります。
―――
なお、イカに醤油味をつけて姿焼きにした、いわゆる「焼きイカ」とは異なる食べ物である。関西圏以外では「焼きイカ」のことを「イカ焼き」とも呼ばれるため混同することが多い。ちなみに関西の屋台などで、イカの姿焼きが売られていることは極めて稀である。
―――
いやいや、私(広島出身)が「イカ焼き」と聞いてずっと頭の中に思い浮かべていたのは、まさにこの「イカの姿焼き」「焼きイカ」なのです。広島ではお正月の初詣などに行くと出ている屋台で、よく「イカの姿焼き」を売っていまして、これを普通「イカ焼き」と称しています。

ちなみに私はこの「関西発祥の粉物料理」の「イカ焼き」は、全く知りません。
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by sanzhai | 2010-01-16 01:27 | 日本語や英語について | Comments(4)
2010年 01月 13日

SVOと“把”構文の違い?

今日の院博士後期の授業で読んだ张伯江2001「被字句和把字句的对称与不对称」の中に出ていた例。

a.*今天这顿饭吃倒了你的胃口。
b.今天这顿饭把你的胃口全吃倒了。
c.你的胃口被今天这顿饭全吃倒了。

論文では一応a.が不成立で、b.とc.は成立としているのですが、今日の2限と、4限の留学生の皆さんの間で様々な意見が出ましたね。

・b.とc.の“全”が意味がわからない。ない方がよい。
・全て、“你的胃口”だと不自然で、例えば“我的胃口”の方がよい。“我的胃口”ならa.も成立する。食欲がなくなったかどうかは、他人についてはわからないから。
・“这顿饭”だから変だ。“那顿饭”ならまだいい。(別の意見もあり。)

一番わからないのは、例えばb.は言えるとして、“这顿饭”はいったい食べたのか、食べていないのか。
・朝から脂っこいものをたくさん食べたので、その後その日一日食欲がなくなってしまったというケース(=“这顿饭”は食べた)
・食欲をそそらない食事を見せられて、それを見ただけでうんざりして、食欲がなくなったというケース(=“这顿饭”は食べていない)
この点も人によって意見が分かれました。
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by sanzhai | 2010-01-13 00:06 | 中国語の疑問や気づき | Comments(3)
2010年 01月 12日

読書メモ

日本人の英語力、マーシャ・クラッカワー 著、小学館101新書、2009年

題名の通り英語力について述べている本ですが、「英語」を「中国語」に入れ替えて読んでみても、同じことが言えるなと、同感することが多い本でした。
安易にネイティブスピーカーの英語をマネした奇妙な日本人の英語、そのような英語を使うのではなく、文法的に正確なわかりやすい話し方で、日本人として世界に通用するような、きちんとした英語を話すようになろうという考え、大きくうなづきながら読みました。そして本書で訴えかけているのが、きちんとした会話ができるようになるためには、文法が非常に重要だということ。まったくその通りだと思います。
中国語には直接は関係ない本ですが、中国語の会話力を高めたいと思っている人にも、ちょっと読んでもらいたい本。
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by sanzhai | 2010-01-12 02:15 | 読書メモ | Comments(0)
2010年 01月 08日

1つ出したが…

夜中の3時頃まで原稿執筆する日々が続きます。
先ほど1つ大きなのをメールで提出したので、ささやかな一息。
しかしまだ最大の重荷が肩にのしかかっている…。
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by sanzhai | 2010-01-08 02:31 | 日々の気づき | Comments(0)