三宅登之 ― 文法を研究してますけど何か? ―

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2009年 06月 26日

方向補語と目的語は以前書いたなあ

非常勤先の休憩時間です。講師室のPCからログインです。

方向補語と目的語についての疑問は、3年くらい前に旧ブログでいろいろ書いていましたね。
旧ブログを見ていると、同じことを書いているので、自分がぼけているなと感じますね。

複合方向補語と目的語と未然/已然


方向補語と目的語の位置の話の続き


またまた方向補語と目的語


くどくどとまたもや方向補語と目的語
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by sanzhai | 2009-06-26 12:45 | 中国語の疑問や気づき | Comments(6)
2009年 06月 25日

方向補語と目的語

ある日本で出版されている教科書の、方向補語の項目で、次のような例文が出ているそうです。火曜日3限の学部の授業で発表担当の学生から聞きました。

他想拿两本杂志去。
他想拿去两本杂志。

方向補語と目的語の語順で、どう説明するか問題となるところです。
よくわからなくて、次の4限の大学院の授業で中国人留学生にこの文を見せたところ、しばらく沈黙の後、そもそもこの文自体が、不自然であるということでした。
方向補語と目的語の語順については、だいぶ前に旧ブログの方でも書いたことがありますが、本当に難しいですね。
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by sanzhai | 2009-06-25 12:58 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)
2009年 06月 22日

「ニコニコ♪コニーちゃん」DVD

中国語の監修を担当したDVDが発売されました。

「ニコニコ♪コニーちゃん」DVD
中国語監修
発売元:フジテレビKIDS、販売元: ポニーキャニオン
2009年6月17日発売

このDVD表紙画像の「拡大」をクリックして見ると左下に名前が見えるのだけどもね(汗)。
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by sanzhai | 2009-06-22 10:35 | 日々の気づき | Comments(3)
2009年 06月 21日

FRAGILE

FRAGILE ( YES )

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いわずと知れたYESの名盤。
私はYESは大学生のときに聴いた「90125」以降のファンなので、その前の作品はあまり知らなかったのですが、まあ耳にしたことはあって、それなりに印象に残っていました。
最近、吉祥寺で買物して帰る際にタワーレコードに立ち寄ると、このCDのところに「ずっと長い間売れているアルバム」みたいな宣伝のカードが置いてあり、興味があったので購入。
オリジナルは1972年の作品ですが、「NEWLY DIGITALLY REMASTERED FROM THE ORIGINAL MASTER TAPES」とのシールが燦然と輝くこのリマスター盤、iPodで聴くと音の一つ一つが浮かび上がっている感じで、素晴らしいの一言。アルバムのよさは言うまでもありません。Amazonのカスタマーレビューなどを参考にしてほしいです。今はこのアルバムの曲が(授業中などは別として)いつも頭の中で鳴っていて困っています。
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by sanzhai | 2009-06-21 23:02 | 音楽CDメモ | Comments(0)
2009年 06月 19日

ペンの量詞

“一支笔”と“一枝笔”のどちらを使うべきかについて、検索してみました。

2004年7月23日の《光明网》の《咬文嚼字信箱》という欄では、
http://www.gmw.cn/03pindao/wenhua/2004-07/23/content_61207.htm

“写成“一枝笔”是正确的”という結論が書いてあります。
これを書いたのは、語文出版社の杜永道という方になっています。

ところが、この杜永道さん(姓も名も同じでたぶん同一人物だと思います)が、最近では全く逆のことを言っています。2009年6月13日の人民日報海外版の「語文信箱」というコラムで、
http://paper.people.com.cn/rmrbhwb/html/2009-06/13/content_273652.htm

近几十年来“枝”的量词用法逐渐萎缩,而量词“支”的使用范围则逐步扩大。除了“一枝花”之类的说法外,人们几乎都采用“支”而不用“枝”了。
因此,“一枝笔”、“一枝筷子”,我们应该写成“一支笔”“一支筷子”。

とあります。
つまり、ペンの量詞については、

 “一枝笔” → “一支笔”

の趨勢があるのでしょうかね。

辞書では、『现代汉语规范词典』(李行健主编,外语教学与研究出版社/语文出版社,2004年)に言及があります。
量詞“枝”の語釈が“用于树枝和带枝的花”とあり、後の注釈に“用于其他杆状物的东西现在一般写作“支””と書かれています。
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by sanzhai | 2009-06-19 17:43 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)
2009年 06月 16日

読書メモ

对外汉语教学语法探索(增订本),吕文华 著,北京语言大学出版社,2008年

私は昔夏休みに中国語教師の研修で北京語言大に行っていたときに、この著者の授業を受けたことがあります。
本書は1994年に語文出版社から出ていた旧版の増訂本です。内容はタイトルに現れているとおりで、中国語の文法教育に関心のある人なら必ず面白いと感じるに違いない、非常に参考になる本です。あまり理論に突っ走らず、平易な現象について一つ一つ着実に説明を施す姿勢も好感が持てます。
本書は中国語の文法教育をどうするかを考察したものですが、実はその論の展開の多くの箇所で実際の使用頻度のデータが根拠の一つとして顔を出し、この使用頻度のデータも我々にとって非常に参考になります。具体的にどのようなコーパスを用いたかという詳細は明示されていないのですが、初級の文法項目やその用例の提示の設計に際しては、計量言語学的データに裏打ちされた使用頻度というものを重視すべきだという著者の一貫した姿勢が見て取れます。
文法教育を考える上でのお薦めの本です。
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by sanzhai | 2009-06-16 18:47 | 読書メモ | Comments(0)
2009年 06月 15日

黒電話

副専攻語の時間に学生たちに聞いてみると、ダイヤル式の電話機は、彼らはまあかろうじて見たことはあるようですが、使った経験はないという学生がけっこういました。

私が大学に入って最初に住んだ下宿では黒電話を使っていましたが、今の大学生の世代に「黒電話」と言っても、あまりピンとこないようです。
黒電話を知らない皆さん、なんとウィキペディアに「黒電話」という項目があるのですよ(画像付き)、見てください。別に見なくてもいいですけど。

ところで、私のケータイは、着信音やメール受信音の設定で「効果音」の中に「黒電話」というのがあるのですよ。あのなつかしの電話の音を着信音に設定できるのです。(でも私は着信音はもちろんYMOですが…別に聞いてないですか…。)今の人は着信音設定時にこの「黒電話」というのを見ても「?」なのかな?
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by sanzhai | 2009-06-15 22:38 | 日本語や英語について | Comments(2)
2009年 06月 12日

「~から買った」

火曜日の大学院博士前期の授業で読んでいる李临定『现代汉语动词』の続きです。
次の例文が出ています。(18ページ)

(1)我(是)从王府井买的这本书。

ここで介詞に“从”が使われているのが、ちょっと不思議な気がします。「王府井で買った本」だと、“在”ならまだ言えるような気がします。実際、ネイティブに確認すると、上の文の“从”は“在”にもすることができます。

一方、「私は昨日王府井で本を1冊買った。」のような動詞述語文の形だと、“从”を使うと極めて不自然になります。(“从”を“在”にすれば成立します。ネイティブに確認済み。)

(2)*我昨天从王府井买了一本书。

(2)が言えなくて(1)は言える理由はよくわかりません。
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by sanzhai | 2009-06-12 22:34 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)
2009年 06月 12日

“是~的”構文の目的語

昨年どこかで書いているかもしれず、ダブるかもしれませんが、まあいいでしょう。

刘月华等『实用现代汉语语法(增订本)』によると“是~的”構文で目的語が人称代名詞の時は普通は“的”の前に置くという趣旨の記述があります。(以下、同書765ページより引用)

―――――
如果“是…的”中间的动词带宾语,这个宾语可以紧跟着动词,放在“的”前,也可以放在“的”后。口语以放在“的”后更为常见。如果宾语是人称代词,则常常放在“的”前。例如:
⑨我是在外语学院学的英语。
⑩她是昨天通知我的。
―――――
この“如果”以降の説明がいま重要です。例文⑩は目的語が人称代名詞“我”だからこの語順になるということですね。実際、“?她是昨天通知的我。”と言ってしまうと不自然だと、ネイティブが言っていました。

さて、火曜日の大学院博士前期の授業で読んでいる李临定『现代汉语动词』に、次の例文があります。(18ページ)

我(是)昨天找的她。

“她”は人称代名詞だから、“我(是)昨天找她的。”となるはずなのに…。でもネイティブによると、これはこれで問題ないそうです。
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by sanzhai | 2009-06-12 00:48 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)
2009年 06月 09日

中国語教育学会第7回全国大会(2)飲食編

学会第1日目のシンポジウムが終了し、体中から一気にボルテージが抜けていきました。

その後、夕方は学会主催の懇親会です。シンポジウムで話をした私は、そのお礼の意味でしょうか、ご招待(タダ)でした。料理も酒も、学会の懇親会にしては素晴らしい、美味しいものばかりでした。

しばらくおいしくいただいた後、途中でA大のAさんと2人で会場をこっそり抜け出し(密会みたい)、電車で駅前の町までくり出しました。あるお酒の美味しい店に、先にT大のNさんと、C大のEさんといういつもの飲み仲間が来ていて一杯始めていました。そこにA大Aさんと私の2人が合流、4人であれこれ話をしながら、美味しい料理を食べ、美味しい日本酒をたくさん飲みました。

T大のNさんの電車の都合でそこはお開きになり、まだ時間は若干は早めだったのですが、ちょっと飲みすぎでもうこれ以上入らないという状態でしたし、さすがにシンポジウムの疲れがどっと出たので、ホテルに帰ってシャワー浴びて寝ました。もうちょっとアルコールの入る余裕があり疲れがなかったら、もう一軒くらい行きたかったのですがね。

第1日目の理事会で出たお弁当と、第2日目のお昼のお弁当が、中身のメニューが全く同じものでした。別にだからどうだというのではありませんが、ハイ。
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by sanzhai | 2009-06-09 23:07 | 日々の気づき | Comments(0)