三宅登之 ― 文法を研究してますけど何か? ―

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2009年 04月 30日

“修起来”

火曜日4限の大学院博士前期課程の授業の方は、今年度もまた李临定1990『现代汉语动词』(中国社会科学出版社)を読むことになりました。
私個人の興味からすると、昨年度とは違う本を読んでみたいという気持ちもあることはあるのですが、今年度の受講者(昨年度とはまたメンバーが一新しました)がぜひ読みたいとリクエストを出してくれたので、意向を尊重することにしました。まあ、重要な著作であり、さらにはいろいろ議論の起こる用例が豊富な(汗)本なので、また新たな発見があると思います。

アスペクトの形式について述べている箇所に

我们修起来

という用例があるのですが、この文は微妙というか、分かりにくいなあという声がネイティブの方から上がりました。
また、

*我们在相处呢

が非文の例として出ているのですが、この文は問題なく言えるという意見がネイティブから挙がりました。
男女が付き合うのを、最近は“谈恋爱”というのは気恥ずかしいので“相处”の方をよく言うのだそうです。
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by sanzhai | 2009-04-30 23:44 | 中国語の疑問や気づき | Comments(0)
2009年 04月 29日

“的”でどこまで指せるか

院博士後期の授業で読んでいる論文にあった例文です。

a.*我的眼睛大,她的不大。
b.我的眼睛比她的大。

aの方は成立しないということなのですが、成立する、言えるという意見がネイティブの方から出ました。
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by sanzhai | 2009-04-29 23:54 | 中国語の疑問や気づき | Comments(5)
2009年 04月 21日

“折”の発音

ゴールデンウイークで水曜日が何回かつぶれてラッキーと思っていたら、その分の会議が今日夜8時半くらいまでありました…。

大学院博士後期課程の授業、結局沈家煊『认知与汉语语法研究』を、あと3本未読論文が残っているので、今年度もそれを引き続き読むことにしました。
今日は「语法研究的目标--预测还是解释」という論文。その中で出ていた用例で

折了腿儿的(桌子)

というのがあります。私はこの“折”を間違って“zhé”と読んでいたのですが、ここでは“shé”と読むと、中国人留学生が指摘してくれました。

で、これだけなら、単なる私の間違いということで話は終わるのですが…。
確認してみると、その場にいる大陸の留学生は全員“shé”だと言います。ところが、台湾の留学生は、「“zhé”と読む。“shé”という発音は聞いたことがない。」と言っていました。(その次の3限の学部の授業を聴講している台湾の人に聞いてみても“zhé”だと言っていました。)大陸と台湾で発音が異なる例ですかね。

あと、授業終了時にある大陸の留学生がこっそり教えてくれたのですが、上記例で大陸の人からみても発音が“zhé”になるケースは想定できるというのです。どういうケースかというと、例えば野外キャンプなどで使う、脚が折りたたみ式になっていてテーブルの高さを高くしたり低くしたりすることができるテーブルがあったとして、そのようなテーブルで、高さを低くするために脚を折り曲げてあるテーブル、という場合は、上記の例で大陸の人からみても“zhé”になるのだそうです。
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by sanzhai | 2009-04-21 23:46 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)
2009年 04月 17日

授業時のブラッシング

非常勤先(某私立女子大)の授業が今日スタートしました。

授業時に学生がやったら注意を与えることがいくつかありますね。
特に、こっちの説明を聴かずおしゃべりをしている学生がいたら、真面目に授業を聴いている人に迷惑だから、しゃべるんだったら教室から出て行くように言います。
ところが今日の授業で実際にあったのが…

「授業中にブラシで髪の毛の手入れをしている」

う~ん、これは想定外でした。想定外なので「あ~どうしようか」と授業しながら考えているうちにタイミングを逸してしまいました。
まあ周りには迷惑はかからないけど、やっぱり変ですよね。次回以降またいたら、やめるようビシっと言うぞ。
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by sanzhai | 2009-04-17 23:31 | 日々の気づき | Comments(0)
2009年 04月 16日

大学に新たに設置された看板

多磨駅方面から歩いてきて大学キャンパスに入るところ、そこに新しい看板が立っていました。

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でも、キャンパス内でのワンちゃんの散歩、日中はあまり見かけないような気がします。早朝が多いのでしょうか。
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by sanzhai | 2009-04-16 23:51 | 日々の気づき | Comments(2)
2009年 04月 15日

会議で集中力の続く時間

またまたいつもの「水曜日」が始まりました。

1限と2限が授業、午後は今日は2時開始のと5時開始のとの2つの会議でしたが、5時開始の方が途中で休憩を挟むこともなくぶっ続けでやって、終了したのは7時40分でした。これはきつかった。会議で連続2時間40分集中力を持続するのは難しいでしょう。問題ないという人もいるかもしれませんが、私はダメですね…。
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by sanzhai | 2009-04-15 23:32 | 日々の気づき | Comments(0)
2009年 04月 13日

新年度授業開始

今日から新年度の授業が始まりました。

今日は早速、1年生の主専攻語、卒論演習、副専攻語と3コマの授業でしゃべりまくり、授業で長時間話しをするのは久しぶりだったので、声が疲れました。特に花粉症のため、ある学生には「先生、声どうしたんですか」と心配された、そんな声の調子なのです。

テレビの天気予報の花粉予想、地図の関東地方全体が「非常に多い」の真っ赤でした。解説によると、スギの花粉はほぼ終わりつつあるものの、現在はヒノキの花粉が多く飛散しているのだそうです。

以前、アレルギーの検査をしたことがあって、私はスギ花粉だけでなく、ヒノキなどなど、様々な花粉にアレルギー反応が出ました。あとハウスダストも。
それからあと「会議」「締め切り」という語を聞いてもアレルギーが出ます。
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by sanzhai | 2009-04-13 23:07 | 日々の気づき | Comments(0)
2009年 04月 10日

新入生たちと会う

9日(木)は午前中コースガイダンスで新入生たち相手に説明、午後は専攻語別オリエンテーションで、中国語専攻の新入生たちと会い、オリエンテーションを行いました。
やはり皆さん若い。私もその昔大学に入学した頃は、あんなに若かったんだっけ?(遠い目をしながら…。)

今日10日(金)はひたすら新学期の授業準備などをやっていました。

先日耳鼻科に行った時は、診察室壁に貼ってあるスギ花粉飛散量のグラフが飛散がほぼ終息しつつあることを示していましたし、先生もそのようにおっしゃっていました。
しかし、私は苦しみが治まることがありません。今日もひどかった…。
どうしてだろうと思ってネットを見ると、最近また飛散量が増えてきたのだそうです。
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/kafun/gaikyo/
早く終わってくれないかな…。
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by sanzhai | 2009-04-10 22:53 | 日々の気づき | Comments(0)
2009年 04月 07日

読書メモ

認知構文論――文法のゲシュタルト性、山梨正明著、大修館書店、2009年

山梨先生の新著、ずっとカバンの中に入れて持ち歩いておりましたが、ようやく読み終わりました。
例によってこういう本は分析対象が英語と日本語なので、中国語でもこのような分析があてはまる現象はあるかなと考えながら読みました。
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by sanzhai | 2009-04-07 12:14 | 読書メモ | Comments(0)
2009年 04月 01日

4月1日いきなりの教授会

新年度を迎えましたね。
旧年度のつらかった事とスギ花粉をスッキリ洗い流して、新たな気持ちでがんばりたいですね。

今日付けで本学は組織改組があって、大学院「総合国際学研究科」が発足し、教員は大学院所属になりました。

http://www.tufs.ac.jp/education/pg/sogokokusai.html

その関係で今日いきなり教授会がありました。開催通知が来たときは一瞬エープリルフールかと思いました。
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by sanzhai | 2009-04-01 23:03 | 日々の気づき | Comments(4)