三宅登之 ― 文法を研究してますけど何か? ―

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2008年 12月 29日

今日も研究室

今日も研究室でひたすら仕事(涙)。

事務局も既に仕事納めなので、朝見たら事務局は誰もいなかったが、帰りに見ると電気がついていた。

でもさすがに今日は学内に人がいなくて、シーンとしていた。
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by sanzhai | 2008-12-29 23:27 | 日々の気づき | Comments(2)
2008年 12月 26日

原稿テーマ急遽変更

24日も25日も研究室でひたすら仕事。
主に秘密工作(これから寒くなって、また秘密工作の多くなる季節ですね…)。

夏休みからずっとあるテーマ(p)で論文の準備をしてきたのだが、学内で出す論集で、別のテーマ(q)の各言語の特集をするから中国語ということで原稿を書けと言われ、急遽テーマ(q)の準備をせざるをえなくなった。テーマ(p)は本当にやりかけなのだが(準備がやりかけ。原稿は1文字も書いていない)とりあえず脇に置いておくことになった。こりゃたぶんこれまで進めてきた準備段階のことも時間がたつと忘れるだろうし、「書いてやるぞ!」というボルテージも下がるだろうな…。(夏休み頃に比べると既にかなり下がっている。)

それで今日などはテーマ(q)の先行研究の文献リストを作っていたりしたが、締め切りまでどう考えても間に合いそうもない。
何だかこれまでやってきたこと(p)はほったらかし、新たに始めたこと(q)も間に合いそうにないということで、虚しい気分である。
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by sanzhai | 2008-12-26 00:15 | 日々の気づき | Comments(0)
2008年 12月 23日

研究会・講演・セミナーなど

20日(土)は日本大学文理学部で中国語教育学会関東地区研究会が行われた。

また、同日その前の時間帯に同会場で、京都大学の阿辻哲次先生の漢字に関する講演(日本大学大学院の講義を公開講座とされたもの)があった。『中日辞典第2版』(小学館)の編集委員として名前を連ならせていただいているが、お姿を拝見するのは初めてだった。この分野勉強不足の私にとっては非常に刺激的で面白かった。
「環境」の「環」、私は自分で手で書くときは、右の旁の一番下の部分、はねて書きますね。印刷字体ははねない棒になっているけど。(今日学生たちに聞いてみたら、書く時はねないという人が大部分だった。)
うーん、「邂逅」って、携帯電話で変換してもしんにょうの点が2つで出るんですね。
(因みにYMOのアルバム「浮気なぼくら」にも「邂逅」という曲があり、歌詞カードで見ると確かに点が2つになっている。)

22日(月)は、20日・21日に専修大学で公開講座をされていたHarvard 大学のC.-T.James Huang先生が、2限の時間帯に本学でセミナーを開かれ、参加した。
英語による講演だったので、そもそもが自分自身の英語力のなさを痛感。おっしゃっていることは大体はわかるのだが、分からない点もある。しかしそれは英語の問題だけでなく、生成文法という理論的背景知識が乏しいためか。
自分で生成文法で論文を書こうとは思わないが、生成文法の論文を読んで分かるようにはなりたいと、いつも思っている。(←思っているだけで進歩なし。)
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by sanzhai | 2008-12-23 00:12 | 日々の気づき | Comments(0)
2008年 12月 19日

Everything That Happens Will Happen Today

Everything That Happens Will Happen Today (David Byrne;Brian Eno)
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私はブライアン・イーノのわりと新しいファンで、デヴィッド・バーンとの共作のこのアルバムも楽しみにしていた。(朝日新聞夕刊の新譜音楽CDを紹介するコーナー「for your collection」でも、ジャケット写真と共に紹介されていた。)

このアルバムはアンビエント系ではなく、意外なほどポップな「歌もの」。「エレクトロニック・ゴスペル」、うん、そんな感じです。とりあえずいい曲ばかりで、このアルバムばかり聴いている。

実は今日の朝日新聞夕刊の上記コーナーに掲載されたYMOのアルバムも気になるのだが…。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfLayoutB.jsp?DISP_NO=003566
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by sanzhai | 2008-12-19 01:39 | 音楽CDメモ | Comments(1)
2008年 12月 17日

状態形容詞の使われるパターン

今日の院博士後期の授業で読んだ沈家煊の論文の中に、次のような例が出ている。

白衣服 *白一件衣服 *雪白衣服 雪白一件衣服

「*」をつけた真ん中2つは言えない。
この、一番右側のパターンだが、

「状態形容詞+数詞+量詞+名詞」

  雪 白    一   件  衣服
 稀 里 胡 涂 一   个   人
 干 干 净 净 一   双   鞋
  很 好    一   辆   车

この“雪白一件衣服”のパターン、「真っ白な服なのに」(~された)「きれいな靴なのに」(~された)のような、「良かった状態がそうでなくなった」のような場面でよく用いられているそうである。
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by sanzhai | 2008-12-17 00:01 | 中国語の疑問や気づき | Comments(0)
2008年 12月 11日

リンゴの量詞、ハエの量詞

火曜日の院博士後期の授業。沈家煊の論文集の今は「再谈“有界”与“无界”」という論文を読んでいる。

論文集の178ページで

一只苹果

という例が出てくる。この、リンゴの量詞を“只”とする言い方、別の上海人の書いた論文でも見たことがある。授業に出ている中国人留学生たちに聞いてみると、皆さんこのような言い方は聞いたことがないという。
沈家煊にとってはリンゴの量詞は“只”なんだなと思って読んでいると、183ページには

吃了一个苹果

という例がある。1つの論文の中で違った言い方が同時に出てくる点に若干違和感を感じる。

183ページにはまた

飞进来一个苍蝇

という例があって、この例に違和感を感じる中国人がいた。彼女によると、ハエなら量詞は“只”でないとおかしいという。
『现代汉语八百词』の附録の「名词、量词配合表」では、ハエの量詞は

名词 量词
苍蝇 只,个

のように、“只”も“个”もOKとなっている。ただ、また別の中国人の意見では、“一只苍蝇”というと生きているハエで、“一个苍蝇”というと、死んでいるハエという感じがするという。
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by sanzhai | 2008-12-11 23:38 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)
2008年 12月 09日

“采摘棉花”

今日の大学院博士前期の授業で読んだ李临定『现代汉语动词』。
単音節動詞は具体的な意味を表す名詞句と結ぶ傾向があり、2音節動詞は抽象的な意味を表す名詞句と結ぶ傾向があるという。“摘”と“采摘”の例が挙がっている。

摘∶摘棉花/摘苹果/*摘果实
采摘∶*采摘棉花/*采摘苹果/采摘果实  (135ページ)

“*采摘棉花”が成立しない例として挙げられている点を頭に入れたままで、この動詞の用法を確認したくて、『现代汉语词典』を引くと、次のような記述がある。

【采摘】cǎizhāi 动 摘取(花儿、叶子、果子)∶~葡萄 / ~棉花。 (125ページ)

ありゃ?李临定氏は“*采摘棉花”と成立しないと明記してあるが、『现代汉语词典』では全く逆で、動詞“采摘”の用例として“采摘棉花”が挙げられているくらいである。
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by sanzhai | 2008-12-09 22:11 | 中国語の疑問や気づき | Comments(0)
2008年 12月 08日

書店で本を買ったときの梱包

今回も北京で少し本を買ってきた。北京の書店で本を買ったとき、ある変化に気がついた。

昔(それこそ私が留学していた頃)は、書店で本を買うと、まず紙をかけて、その上から全体を紐で括っていた。中国の書店の梱包スタイルとでも言いますか。ほぼどの書店でも。

その後、例えば2005年に行った時などは、本を買うと、紐で括ったりせず、スーパーのレジ袋のようなビニール袋にそのままドサッと入れてくれた。まるでスーパーやコンビニで買い物したように。

そして今回、本を買うと…
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そう、昔のスタイル=紐での梱包に戻っていたのである。梱包したら、レジ袋なしで直接くれる。
まあ写真の真ん中の数冊(美術館の東隣の“三联书店”で買ったもの)は紐なしで、紙だけで包んであるが、レジ袋なしなのは同じ。

中国人にこのことを話してみると、“环保”の一環なのだそうだ。
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by sanzhai | 2008-12-08 23:43 | 日々の気づき | Comments(0)
2008年 12月 05日

トロリーバスのパンタグラフ

北京ネタも、もうそろそろしつこいですかね?(汗)

屋根の上のパンタグラフが収納してあって(倒してあって屋根の上にぴったりねかせたままで)、架線と全く接していないまま悠然と走っているトロリーバスを何台も見た。
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(思わず写真とっちゃう私もどうかと思いますが…(濁流汗))
でも同じ路線でもちゃんとパンタグラフが架線と接して走っているものもあった。
ありゃいったいどうやって走っていたのだろう。どうでもいいことだけど。
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by sanzhai | 2008-12-05 23:30 | 日々の気づき | Comments(4)
2008年 12月 05日

2008北京(5) ― 新秀水市場

建国門から東にいった友誼商店から、更に東に歩いたところ、永安里のところに、以前露店が集まったような通りがあった。非常に雑然とした露店街で、私などが留学していた昔は、そこで買い物をしたり、あと買い物以外にもいろいろな用事をした。(当時留学していた人、私が何のことを言っているか、わかる人はわかりますね?)

それが今や「新秀水市場」という7階建てのデパートに。
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中に入ると外国人だらけ!(…と心の中で叫びながら店を見ていた私も外国人だったわけだが。)駐車場には大型バスがたくさんあり、外国人の北京のツアーで立ち寄る場所になっているようだ。

その夜、ホテルでテレビを見ていたら、全くの偶然だが、この新秀水市場が、昔の雑然とした露店の集まりから現在のデパートへどのように変遷してきたかを紹介する番組を北京電視台でやっていた。
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by sanzhai | 2008-12-05 00:09 | 日々の気づき | Comments(7)