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2010年 11月 12日

「熱が出た」は何度?

火曜日の大学院の授業で辞書を引いていて、熱が出るという動詞に温度まで書いてあることを発見しました。
『现代汉语词典』では“发热”の2番目の意味項目として、次のように述べています。

【发热】②体温增高。人的正常体温在37℃左右,如超过37.5℃,就是发热,是疾病的一种症状。也说发烧,有的地区叫寒热。

“人的正常体温在37℃左右”のところを読んで、「え~え!?」と叫んでしまいました。37℃が正常体温だって??
日本人なら、いや少なくとも私なら、体温が37℃あるとそれは「微熱」であって、少し体調が悪いですよ。頭もフラフラしますし。もう想像しただけで具合が悪くなってきました。
他の辞書はどうでしょうか。

【发热】②体温超出正常范围(37.5℃)
(『现代汉语学习词典』(商务印书馆))

【发烧】体温升高,超过37.5℃
(『商务馆学汉语词典』)

どうもやはり中国人にとって病気としての発熱は37.5℃を超えてからのようです。37℃は正常範囲なのでしょう。

授業に出ている中国人留学生の皆さんに聞いても、37℃だと通常の体温で、体調が悪いことにはならないといった意見が出ました。
それで、基礎体温は、日本人より中国人のほうが高いのかもしれないという話になりました。もちろん日本人だろうと中国人だろうと個人差はありますが。
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by sanzhai | 2010-11-12 00:31 | 中国語の疑問や気づき | Comments(2)
Commented by pianggong at 2010-11-18 11:59 x
私が看護学校で習ったのも37度は正常体温だと覚えております。20年近く前ですが、、、基礎体温は日本人と中国人はそれほど変わらないと思います。
Commented by sanzhai at 2010-11-25 16:57
私は37度あったらもう病気モードで正々堂々と会議を休みます(笑)。
でも国語辞典で「平熱」を見てみると、

へいねつ【平熱】健康な人の平常の体温。普通、成人は摂氏三六~三七度。
(iPhoneアプリ版『スーパー大辞林3.0』)

とありますね。まずい、37度が含まれているではないか!どうも私の感覚とはズレがありますね。


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